「人は奇跡」という言葉がありますが、最近僕は「奇跡って何だろう?」と思います。
息をして、歩けて、音楽を聴けて、どもるけれども喋れて、こういう精密なコンピューターのような体を持って、息をしている。これこそが奇跡だと思います。僕は自分が心臓病、糖尿病、目の病気と病気の宝庫だから、しみじみと思います。素晴らしいことをやることが奇跡ではなくて「今ここにあること」が奇跡だろうという気がします。
ある瞬間、ポンと命がなくなるかもしれない。誰が、あんなふうに韓国の客船に乗って事故に巻き込まれて命を落とすと思いますか?でも命は一瞬のうちになくなってしまうのです。そう考えると「生きている」ということ自体が奇跡なんですよ。精密な機械を持って生きている僕たちは、この基本設定としての命を不都合だからといって「変えよう」などと思わなくてもいいですよね。「このままの自分で生きていこう」と僕らは考えているんです。
2014/4/18
大阪吃音教室例会「基本設定の吃音」
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